■ イベント中の事故報告!!
お盆の『パノラマトレールラン』中に、帰らぬ人となってしまいました Yさんの遭難事故について、下記に報告させて頂きます。 新聞にも名前掲載された事であり、知る方は既に知っておられる事と思いますが 家族への想いや、色々な経緯があって、ここでの報告を差し控えておりました。 しかし、勝手な憶測や中傷が出回っているかも知れませんので、ご家族(奥様)の ご意思に反するかも知れませんが、敢えてランナー仲間へのご報告をさせて頂く事 をお許し下さい。
<事故状況> スタート〜2日目(8/14未明)南葛城山から道に迷いコース上を離れ、危険な道に 迷いこみ崖道から沢へ転落したものと思われます。たまたま〜その日に沢登りに来 た登山者が、倒れているのを発見しK警察へ通報。Yさんと確認されました。 <経緯> 14日の朝5時に犬鳴温泉を8名でスタート〜、和泉葛城山(7:30頃)手前迄は 8名が一緒に行動していた。その展望台へ7名が登っている間に、Yさんは先に 行きここから単独行となる。しかし、実際は直ぐ道を間違え戻って来たので、 後ろの集団7名がその間に先行する形となった。警察では、死亡推定時刻から判断 し昼間の14時頃?との見解でした。(集団とは90分位の差でトップはゴール!) <連絡対応> Yさんは過去に3回このコースを完踏しているベテランですが、久し振り参加で あった。いつも単独走が多くよく道に迷っては戻りながらも、必ずゴールへ戻って 来るのが定評でした。今回も遅くなっても必ず戻って来ると信じつつ、携帯に何度 もアクセスし、留守電にメッセージを入れ待っていました。しかし、スタートから 16時間経っても何の連絡も無いことから、事故と判断しH署へ連絡した。 夜中1時頃〜朝3時まで事情聴取と打ち合わせをし、15日朝6時頃から捜索開始 となり、3警察隊と私達仲間5名も隊に入り、各部隊に分かれ現地捜索をする。 警察犬4匹、空からはへリコプター飛ぶ、その後消防隊100名? 午前中広範囲に捜索するが見つからず、数時間待機していた。再度ヘリで捜索する 段取り中に、K警察署からの連絡あり、数時間後に現地へ確認に行った警察隊から Yさんに間違いないと連絡があった(16時過ぎ)。その後K署で22時頃まで 事情聴取&家族と会った。参加者にも全ての経緯を話した。 <お別れ会> 16日既に家族だけの密葬が終り、奥様の意思で18日「お別れ会」となり ました。クラブの皆様には、連絡のつく範囲でバタバタとメール&FAXにて お知らせをさせて頂きました。急の事態でしたので、連絡ができなかった方も おられると思いますがご了承下さい。
<主催者の想い> 残念ながら、心配な事がついに起こってしまった!! 足かけ15年、イベントを実施してきましたが、救急車を手配した事は何度か ありましたが、死亡事故に繋がった事は勿論の事、初めてです。 事故だけは起こらない事を常に祈りつつ、安全対策は常に考えていたつもりでし たが、後一歩至らなかった事がとても残念無念!悔しい気持ちでいっぱいです。 たとえ勝手な行動で事故が起きたとしても、起きてしまった以上は取り返しが つかない事であり、悔やんでも仕方ないの事ですが、今までに何度も通った コースであり、低山という意味での甘さが出てしまったのでは無いかと思います。 特に単独走の怖さをず〜っとYさんには伝え集団走を強要していたのですが、 もっと鬼にしてでも言うべきだった、”後悔先に立たずです。
最近、特にランナーが山を走るトレイルランが流行っていますが、本人の自覚 がなければいつでも事故は起こり得るという事を、改めて実感しました。 又全ては自己管理、自己責任とうたっていても、事故が起きてしまえば主催者 としての責任が問われます。あらゆる手を尽くしましたが、結果としてYさんは 帰らぬ人となってしまいました。でも、不幸中の幸いと言っていいかどうか? 捜索1日目にして見つかった事はラッキーでした。転落場所は一般人が行ける 所では無いからです。Yさんの家族や仲間への最後の心遣いと思っています。
<感謝> 最後になりましたが、今回この事故で遭難隊と共に協力を頂いたぴかいちさん、 カメさん、コッシーさんには、走りたいところ捜索隊に同行して頂き、本当に 助かりました。又他の参加者の方には、ご迷惑をお掛けしました事を深くお詫び 申し上げます。
主催者として又多くの参加ランナーの皆様への教訓として、色々反省点を踏まえ 今後、二度と起こらない事を念じ今後の対策を考えていきたいと思っています。
今まだにショックから抜け切れず手が震え〜文章が纏まっていないですが、 少しでも主催者の気持ちが伝わる事を念じて、報告とさせて頂きます。
*18日のお別れ会に出席頂きた皆様、お忙しい中 「ありがとうございました!!」 以上 |
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