鉄人㉘号だ!!お日記(了)投稿者:
まるすぎ
投稿日:2023/12/13(Wed) 20:24
No.981 |
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諸事情により⑳~㉗の回は割愛。
スタッフから結構ギリギリのタイムだね、と言われ、 ここから2時間半くらいで20km以上を走らねばならないと大きな勘違いをしていた。 (実際には14kmほど) 帰りの飛行機も迫っているし、ゴールは無理かもしれないと、 青谷道を下りたところで2時間ないと、そこから電車に乗ってリタイヤするしかないと、ともさんに話す。
CP23にて、パンとコーヒーでエネルギーを補給して万端でスタートする。
青谷道の序盤は、結構急な岩場。 ロープのあるところはコレをつたって、転ばぬようにすっ飛ばす。 中盤、仁王門まで急な長い階段を駆け下りる。 そこから、一般道までも長い山道を突っ走る。 時折、ともさんが残り時間を教えてくれる。 そして、ここまで来たのだから勿体ない最後まで頑張ろうと、 途中、何度も何度も励ましてくれた。
長い長い下り道、途中で残り2時間を切った。 一般道に出れば、気温が上がり太陽にさらされて、 20kmほどを2時間でゴールするのは無理だ。 (実際には10kmほど)
一般道の新神戸駅手前に出たときは残り1時間45分ほどだったろうか。 ともさんへ、無念だが電車に乗るわと言って固い握手を交わし、先に行ってもらう。
…
駅までのルートを地図で確認すると、アレ?あと10kmほどなのか?? 気温もそれほど高くないし。 左側の歩道を進めば、ビルの日影だし。
再び追いついた。 ともさん!やっぱ、まだ頑張るわ!!(笑笑)
ともさんが目印の兵庫県庁を見つけると、あとは突き当たりまで真っ直ぐだと、 背中を押してくれる。 既に走行距離は300kmを超えているはずなのに、息も上がらずに軽快に走れる。 ともさんを置いてきぼりにしてグングンと行ける。(スマン) 長田区へと入ると、ゆきちゃんからの声援。(嬉)
ほぼ1時間を残して、新長田駅が見えてきた。 そして、鉄人28号の向こうにゴールテープを持ったスタッフの方々が。
やった~。 56時間6分ゴール。
程なくして、ともさんもゴール。 抱き合ってお互いに祝福♡
ナビさん、マリリンさん、スタッフの皆さん、 そして一緒に駆け抜けたランナーの皆さんありがとうございました。
この大会は一旦の区切りでしょうが、日本100マイルクラブ、これからも♡
おしまい。
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Re: 鉄人㉘号だ!!お日記(了)投稿者:
ナビ
投稿日:2023/12/15(Fri) 21:10
No.982 |
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まるすぎさん、こんばんは!
超ロングお日記、20~27割愛して完了ですか? 日記というより、コース解説を兼ねた短編小説のような。
何はともあれ、これだけの中身の日記は過去に例がない。 よくも記憶しているなと、感心しつつ拝読させて頂きました!!
さすが、日本中を走り回ってるだけあって初対面の人との和やかな会話や物おじしない人柄が、文面から伺えました。また・・ 転んでもタダでは起きない頑固な面も見えましたよ!
長が~い時間、駆けて(書いて)無事到着~ ★鉄人㉘号だ!!完 『お疲れ様でし~た!!』 主催者@ナビ&マリリン
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鉄人酒豪?お日記⑲投稿者:
まるすぎ
投稿日:2023/12/11(Mon) 19:37
No.980 |
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エイドで補給をしていると、制限時間ギリギリで渋谷さんが爆走して飛び込んで来た。 では、席を譲って出発するとしよう。
阪急芦屋川駅を越えた墓地横の会下山(えげのやま)遺跡入口から登山道に入り、 CP22「六甲最高峰」を目指す。 晴れ晴れとした暖かな日なので登山者が沢山。 道を譲っていただきながら時に小走りで登る。
ここで一大事!!時計の電池が切れる。 何時なのかが分からない=この先のペース配分を逐次確認できない。 スマホはあるが登山道を進みながらの確認はとても危険。
風吹岩手前でともさんに追いつく。 ここから、楽しく会話しながら、ご一緒に歩みを進める。 ともさんは地図なしでどんどん進めるが、 甘えないように看板を確認しながら、今の位置を頭にプロットしていく。
楽しいので、疲れも眠気も痛みも忘れて、あっという間に「六甲山最高峰」エイド 僕は35、ともさんはミニで軽く乾杯。六甲最高!!
時計の電池が切れているので、引き続きともさんに同行させていただく。
ここから、ほぼほぼ近畿自然歩道に沿ってCP23「摩耶山」へ。 稜線に沿って縦走していく感じ。 ガーデンテラス、神戸GCを経て、丁字ヶ辻(ちょうじがつじ)の交差点から三国池、 下った先で杣谷(そまたに)峠を上り返す。 そして、わざわざ摩耶別山へのオフロードを通って、何とか摩耶山に到着したが…。
つづく。
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鉄人酒豪?お日記⑱投稿者:
まるすぎ
投稿日:2023/12/10(Sun) 17:05
No.979 |
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天保山公園が見えてきたところで、嬉しくもスタッフの皆さんが待ち構えてくれていた。 今、生存しているのは何名なのか聞くと、6名とのこと。 がしかし、始発の渡船に乗るメンバーは5名しか居ない。 どうも3時半頃に再開した渋谷さんが間に合わない様子。 後に聞くと、次の区間は最も厳しい関門時間だそう。 次の便は15分後、どうなるしぶしぶ!?
5名でUSJへと渡り、ここから皆が一気に飛ばし出す。 何で皆が飛ばせるのか(関門時間が厳しいとは)分からずに まんぷくで体が重い僕はマイペースで5名の最後尾からゆるりと進む。
梅香(ばいか)の交差点から高架下の国道43号線を進んで兵庫県に入り、 出屋敷(でやしき)の交差点から県道341号線を行く。 この辺りのプチエイドで補水できた。 どうも、後方から渋谷さんが爆走してくるとの情報も頂く。
3日目は曇り予報に反して快晴で、8時近くになるともう暑い。 ここからは建物の日陰になる向かって左側の歩道を選択して進むが、カンカン照りでまあ暑い。 甲子園辺りまで来たところでやっと藤田さんと中川さんが前方に見え隠れしてきた。 西宮辺りでおふたりをパスしてCP21「芦屋公園」に到着。
早速エイドで、藤田さんからこの区間の序盤遅かったので心配していたよと。 ありがと。
つづく。
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鉄人酒豪?お日記⑰投稿者:
まるすぎ
投稿日:2023/12/09(Sat) 13:31
No.978 |
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3時、外に出ると中島さんがいる。 ご一緒させていただきゆるやるとラン再開。 大阪の賑やか?な下町を二人でコソコソと走り抜ける。 何事も無く、抜けた先で中島さんと別れてコンビニへと入り、軽く食事を取る。
この先5つの大橋を渡り、大きく遠廻りしながら天保山を目指す。 前回は船を利用したが、今回は高い位置まで上がるので、 暗いとはいえ高所恐怖症の僕には怖い。 なるべく遠くの景色を見て恐怖心を抑える。
2つ目の大橋をくだって、交差点を渡り歩道に入ろうとした際、縁石に足を取られて、大転倒。 初日に怪我していた左膝をさらに擦りむいて再出血。 アバラに追加の負傷がなかったのがさいわいだ。
3つ目の大橋を渡った先に、ともさん。 そして、お次に中川さん。 それぞれ軽く会話して進む。
相変わらずわかりにくい千島公園で 左膝の怪我を水洗い。 コースへともどり、残り2つの大橋を越えると、天保山はもうすぐソコ。
ほぼ計画通りの6時、ここで朝ご飯。 リサーチしていた、すき家へと入り、 トイレを済ませ、牛のせカレーライスでまんぷく。
始発の10分前にCP20到着。
つづく。
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鉄人酒豪?お日記⑯投稿者:
まるすぎ
投稿日:2023/12/08(Fri) 22:14
No.977 |
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まずは大坂城内をぐるりと。 どうでも良いと思って日中の試走会に出たせいか、夜間の大坂城で迷う。
上町筋(うえまちすじ)へ入り、谷町筋(たにまちすじ)へとスライド。 『新世界』を目指すものの、見えないはずの四天王寺手前で違うお寺を目印だと誤りコースアウト。
『新世界』では阪神優勝のフィーバーでえらいこっちゃになっていないのか、 むっちゃ心配していたが、それほどの状況でもなく、まずは安堵する。 (この時点で、オリックスが勝って、3勝3敗に並んだ事実を知らないが、そうなったのだろうと推察していた) 通天閣のネオンが消えた22時ちょい過ぎ、 24時の関門時刻にある程度余裕をもってCP19/RS「大阪スパワールド」に到着。
主催のナビさん、マリリンさんから一旦の祝福を頂き、ここで暫しの休息タイム。 およそ20km先のCP20/AS「天保山渡船場」で基本、翌朝6時半始発の渡し船に乗る設定だ。 今の自身の状態を把握し、朝食タイムを加味すると、3時出発が良さそう。
奇想天外な大阪スパワールドにて、 まずは変わり風呂よりもお湯を堪能してキレイキレイになる。 次に翌朝レース再開に向けて寝る前に最大限の準備をする。 (着替え、擦れ防止、この後の最小限の携行品、スマホ充電) そして、目覚ましをセットして出来るだけ寝る。
後日談。 ただ一つ、甘く見てランニングウオッチを充電しなかったことが大失敗だった。
雑魚寝場所を、残念にもリタイヤした樋口さんの斜め対面辺りに、無事確保。 レースの興奮覚めやらぬ中、目をつぶって休む。 時折、なかなか出発準備しない僕に対して心配するそぶりを現す、樋口さんのやさしさを感じつつ。
つづく。
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このプログラムは KENT 氏の yybbs を xoops(PHP) に移植したものです
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