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東海自然歩道 『大和路編』 2005年3月20日(日)〜21(祝) 
           <<太陽の道下見>> ◇距離約103km   ○天気 1日目曇り、2日目快晴

 今年は、ゆっくり時間をかけて下見する為に2日間での実施となりました。2日目は、久しぶりのお天気となり最高のマラニック日和でした。

◆1日目は長谷寺スタート〜鳥見山公園〜室生ダム〜室生寺〜済浄坊渓谷〜曽爾高原(宿)
  途中おしめり程度の雨がありましたが、特に影響なし。室生寺に何とか13時前に着き、いつもの食堂に入って昼食休憩。83歳のおばあちゃんがいつも覚えてくれて、ラムネのサービスを受ける。ここから山に入るとやっぱりバラケて速組み5名と、遅組9名の2班に自然と分かれる。速組みは途中休憩なしで、宿に直行したようだ。遅組みは、途中の曽爾ファームで美味しい草餅に誘惑され、つい買って道草を食ってしまった。約2kほど登ると、やっとおかめ池に到着。直ぐ先にある今日の宿泊地「曽爾少年自然の家」に、夕方5時過ぎ無事全員到着。建物が、あまりのお立派さにびっくり!!。しかし、厳しい?規則もあって何かと戸惑う始末。

◆ 2日目曽爾高原(宿)〜中太郎生〜大洞〜下中村〜落合〜掘坂〜松阪城跡ゴール
  朝、6時40分頃出発。雲ひとつない快晴の中、亀山峠を越え中太郎生に下りる。ちょうど酒屋が開いていてラッキー!!朝食がなかったので皆さん色々食料を調達し、ここで腹ごしらえとなる。いよいよ、昨年迷いに迷った大洞山の方へ向かう。昨年の事件を聞きながら、楽しみ登ると、あっという間に峠を越え、ロードへでる。(なんだこんなところで・・カラヤンの一言)。

 老ケ野へ下って、そこからは長い〜長いロードが 始まる。ワンダさんと比津の手前の橋でお別れとなり、残り14名。いよいよ、太陽が照りだし、汗ばむほどの暑さとなり、脚は鈍行で進まず。比津峠〜3つの峠を越えるあたりで、ちょっと皆さんバテ気味だったかなぁー。気合を入れ直し、川沿いにドンドン走って落合分岐。そこからは急な登り下りを終えると、仮眠場所の『掘坂山の家』である。掘坂山にも案内したかったが、時間切れにて通過。(次回のお楽しみ!!) 

 掘坂峠を越えれば、松阪市内も見えてくるが、ここで岩佐さんと山田さんが車に乗り駅へ直行。残念ながら2名がリタイヤとなり残り12名となる。サークルKから、急に誰かが?ドンドン飛ばし出し全体が速くなる。お陰で夕刻5時30分頃に松阪城跡へ無事ゴールできました。 松阪駅近くの銭湯で汗を流した後は、いつもの楽しい宴会で盛り上がりました。ひまちゃんの食べっぷりには感心するばかり・・・。ご馳走さま!!

★☆初めて利用した『国立曽爾少年自然の家』では何と840円という安価での宿泊 にびっくりしました。夕食のバイキングでは、皆さん「食べるは、食べるは〜」 何倍もお替わりし、この値段では?? (さすが国立でした)。話題の飲酒問題も何とか解消し、夜もゆっくりお休みもできました (10時就寝だもの、でもまだ飲んでいた人もいたかなぁー)。規則に従い、朝は部屋の掃除もしっかり?しました。

  皆様、2日間十分楽しんで頂き「ありがとうございました&お疲れさまでした」。

★<写真集>〜△▲〜△▲△〜▲△〜▲△▲〜△▲〜△▲△〜▲△〜▲△▲〜△▲〜△▲△

○おかめ池(左上)

○亀山峠(上)

○松阪城跡(左)

<あとがき> 今回も楽しい写真が沢山あります。お気に入りはお持ち帰り下さい。

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東海自然歩道 『大和路編』  2004年3月28日(日) 
 &「太陽の道」下見  ◇距離約50.6km    ○天気 快晴

   今年一番のお天気に恵まれ、最高のマラニック日和となりました。 
  雲一つない青空、素晴らしい山々、神社、寺、ダム、渓谷(滝)、吊橋、池などを巡って〜、
  美味しい空気をいっぱい吸って、自然と人が調和した、この「東海自然歩道大和路編&下見」は
  数あるイベントの中でも、最高のマラニックと言えるでしょう!!
  (その良さが少しでもわかってきて頂き、とても嬉しいです)
 
  「大和路編」始まって以来、多彩な参加者でワイワイがやがや言いながら長谷寺駅をスタート〜
  途中の鳥見山公園で、3パーティーに分かれ、各リーダーのコース誘導で室生寺までは順調に進みました。
  しかし・・・、室生寺の食堂で30分遅れのCチームが分解宣言!!
  12名〜6名になる。この時点で、バスの時間が非常に気にかかる〜〜〜(???)。

  トップAチームは順調にドンドン進んでいる様子(コース完璧)。Bチームも後を追って快走。
  問題のCチームは「倶留尊山」を遠くから仰ぎながら、指をくわえて唾を飲み込み、太郎路で勇気ある決断を下す。
  後は、これ幸いと美味しい地ビールに、温泉つきで大いに楽しみ名張へゴール。

  この頃、トップAチームは、中太郎のゴール酒屋でいい調子に出来上がっていたとの事(流石、ナビさんチーム)。
  Bチームは2名?が遅れ、携帯に迷子の連絡を受け心配するが・・・、
  無事最終バスに間に合ってホット一息でした(よかった!!よかった!!)。
 
  各チーム、バスで名張へ。18時過ぎに横ちゃんが段取りしてくれた「お好み焼き屋(いいの)」へ、
  無事全チームがゴールインしました(ほっと〜!!)。
 
  所狭しの店内で、楽しい打ち上げが始まり〜、またまた盛り上がってしまいました。
  最近集まってくれる皆さ〜ん、走りも、しゃべりも、飲むのも「天下一品」、たのもし〜いです。

PS.
  ◇下見に参加の皆さん、コースは目に焼きつけましたか?
    これで、あとは「太陽の道」本番を待つばかりですね〜、楽しみです。 

  ◇今回、途中から〜まっちゃん、玉ちゃん、文字さんにコース誘導をして頂き「ありがとうございました」。
  ◇横ちゃん、家族の皆さんを連れて、わざわざ打ち上げにまで。可愛い2姫さん共一緒に楽しんで頂き
   ありがとうございました。走るより疲れた事でしょう!!

<参加者> ♂アッシーさん、ひろっさん、岩井くまさん、スーパーおじさん、KAISAN、川口さん、ザウルス、
           岸川さん、木村さん、車谷さん、靖さん、玉ちゃん、中村さん、ツルハゲ前田さん(だんご1)、
           まっちゃん(だんご2)、山重ちゃん(だんご3)、森さん、文次郎さん、カラやん、山崎@怪速亭、
           横兄さん、ぴかいちさん、イヤンソープ、河田さん、横ちゃんファミリー、ナビさん、でした。
           ♀ふきこさん、KAIママ、こがみちゃん、ノリピー、WANDA、マリリン、美女びじょの6名
 
           合計 32名(♂26名、♀6名) その他ファミリー3名  不参加♀1名(ひまわりちゃん)

<コース> 長谷寺〜鳥見山〜戒長寺〜葛神社〜室生ダム〜室生寺〜クマタワ峠〜済浄坊の滝〜奥香落〜
           太郎路〜おかめ池(倶留尊山)〜亀山峠〜中太郎路「丸八酒屋」(バス停)ゴール
           ☆三重交通バスにて〜〜〜〜近鉄「名張駅」(打ち上げ!!)。

★<写真集>〜△▲〜△▲△〜▲△〜▲△▲〜△▲〜△▲△〜▲△〜▲△▲〜△▲〜△▲△〜

○おかめ池(上)
○倶留尊山(左)
○亀山峠(左)
★今回も素晴らしい
写真が撮れました。

お気に入りはどうぞ
お持ち帰り下さい。

あとがき>
 初参加の皆様、如何でしたか? しんどいけどあの素晴らしい景色を見たら、も〜止められません何処までも〜、
 きっと、目に焼きついて離れない事でしょう!!(はまって下さい。こんな楽しいマラニックに〜)
 次回のご参加お待ちしております。



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東海自然歩道 『大和路編』 
2003年2月22日 くもりのち雨

★参加者 伊藤、大園、国府、後藤、此枝、田中、西村、シュー、正木、松原、文字、みやけん、
         WANDA、 ナビ関根&マリリン  計15名でした。    (敬称略)    
      
      室生寺で昼食後、きっちり天気予報どうり雨になりました。ゴールを奥香落山荘の
      温泉に急遽変更となり、無事終了できました。
      参加の皆様、雨の中(シャーペット道)、大変お疲れ様でした。
      早速、WANDAさんから完走記が送られてきましたので下記に掲載させて頂きま
      した。 今回のレポートが、ずっしり収まっています(約10時間のドラマ!!)。

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<レポート>

長谷寺駅につくと、もうみんな集まっている。知っている方もいるが知らない方もたくさんだ。阪本さんの説明をききながら大急ぎで準備をして集合写真を写してもらい、7時45分スタート。
厚い雲の合間から薄日すら差してきて、お天気は何とか大丈夫そうだ。

長谷寺への参道、太陽の道のコースに合流。ここからダムをまわって東海自然歩道(鳥見山)への上りへとはいっていくのだが、ここのダムの周りは地図とは逆ルートの反時計周りでまわっていった。

鳥見山への上り口に至るまでに、いつも通りの定点(最後尾)に落ち着く。いつもより皆との距離が開いてしまったが、まぁ、こんなもんだろう。これまでに何度か100 mile clubのマラニックに参加させてもらってきた。特にここのところ、魅力的なコースの引力で立て続けに参加させてもらっている。その間、スピードやスタミナを含めた走力は余り進歩していないが、変な余裕というかあつかましい根性というか、なんともいえないものだけは備わってきたみたいだ。

今日のマラニックはゴール予定地点のバス時刻表の都合でdead lineがあるので、いつもみたいに暢気なことはいってられない。標準コースタイムが気になる。それだけは、死守して迷惑をかけないようにしないといけない。

最初の目標ポイントである高束城跡(5.3km)に8時45分に到着。標準タイムとどんぴしゃりだ。ここからは少し、平坦な山道が続き、鳥見山公園(8km)に到着。ここから室尾ダム(23km)までは、途中、若干のアップダウンはあるものの、かなりの下りだ。特に、戒長寺(15km)からは急な下りが続く。

この区間、去年、道を間違えてしまったところを一つ一つ確認しながら進む。田んぼの間を下りていく道は要注意ポイントと位置づけていたが、判りやすい標識(案内板)が出ていて簡単だった。なんで、こんなに簡単なものを去年、見落としてしまったのだろう。国道(?)を横切り、万葉の歌人、山部赤人の墓まで2.5kmの案内。戒長寺(15km)には10時15分頃到着。

ここから室生ダムまでは、崖崩れの箇所を避けるため途中の橋を渡らずに湖の左側の地道をいく。去年は、湖の反対側の崖崩れを乗り越えていったので、私にとっては初体験の道だ。ダムの手前の橋を渡り、湖のへさきをぐるりと回り込み、やっとダムに到着。あ〜、長かった。湖のへさきに橋を渡して欲しいものだ。室生ダムで小休止。

ここから暫くいくと、車道と石畳の道への分岐があるのだが、ここはしっかりと頭に入れておかなければならないところだ。1キロほど進んだ橋を渡ったところで分岐だった。去年は、道の左側を走っていたので見落としてしまったことに気づく。私なりの速足で歩くが、みんなのペースはもっと速くて、あっという間に距離が開いてしまう。歩き走りを繰り返しながら、前をいくシューさんの背中を目標に進む。40分近く登っただろうか。門守峠の頂上なのだろう。関根さんがたってくださっている。あそこまでだ、と思って、最後のひと登り。

『前の人に追いつけるよ。』という言葉に気をよくして、下りを走る。車道まであと少しだと思われるところで前をいく女性(後藤さん)を発見。挨拶をして抜かせてもらう。車道に出るところで、少し前をいくシューさんを発見。程なく何件かのみやげ物屋や飲食店(うどん屋など)が並ぶあたりに到着。時刻は12時20分ぐらいだったろうか。ここへの到着予定は12時半だったから、ほぼ予定タイム通りだ。

みんなどこの店に入ったのだろう、、と思いながら、進んでいくと前方より先頭集団が戻ってくる。この先の食事処の値段は良すぎる(高すぎる)ので、こっちの戻ってきたとのこと。

一軒の食堂に決めて入る。みんなが向かい合って座れるような大きなテーブルがあるし、ストーブも心地よい。
食べ終わる頃、雨は本降りになってきた。各自雨対策をして予定より少し遅くなってしまったが午後1時に食堂を出発。
ここから9キロ先のチェックポイント、済浄坊渓谷を目指す。室生寺から宇野川橋まで、龍穴神社などを横目にしながら車道をいき宇野川橋は渡らずにここを左へ折れて、クマタワへの登りへ入っていくのだが、関根さんがガイドしてくださっていたお陰で助かった人が多いのではないだろうか。

私は、去年、ここで道がわからずにさまよったのでよく覚えている場所だ。宇野川橋との分岐から、2キロほど走れる道が続くがその先は、山道となり完全な歩きモードになる。
高度があがるにつれ、山道脇の雪の量と道のぬかるんでいる箇所が多くなる。

途中、分岐のところで違う道にいきかけて、不安に感じていると、後ろから関根さんや国府さんに『こっちだよ』と呼び戻され、た。危ないところだった。それにしても、去年よく間違えずに一人でちゃんと行けたもんだ、、と我ながらちょっぴり感心する。

ここから道は一層、ぬかるみが激しくなり、途中、岩場もあるので、気をつけながら登る。もう靴はぐちょぐちょだ。いい靴を履いてこなくて正解だった。後ろから迫ってきた関根さんに『先にいってください』とお願いしたが、『どうぞ、どうぞ』いう言葉に甘え、前を歩かせてもらう。

最後の急な登りを過ぎてようやく峠の頂上へ到着。みんなトイレで雨宿りしながら、私達をまっていてくれた。地面は、はっきりと雪とわかるで覆われている。

下っていくと、アスファルト道に出たが、ここは雪の上に雨が降ったため、雪が解けてシャーベットみたいになっていた。
アスファルト道のあと、またスグに左に逸れて山道に入るところがある(済浄坊渓谷の手前)ので、見落とさないようにと思いながら進んだ。みんなが止まっていてくれたからだ。ここから済浄坊へは、すべりやすい道というかぬかるんだ場所が多いけど、そんなに長くはないはずだ。済浄坊渓谷での標準タイムは14時45分。なんとか間に合いそうだと時計に目をやったところで、危ないし雨もかなりの量になってきたのでここを下った太郎路あたりで終わりにしましょうということになった。
辞めましょうという決定は、嬉しさと残念さが半分ぐらいずつ入り混じった複雑な心境だった。

とにかく、自分からは辞めますとは言い出せない中、公の決定に嬉しい気持ちとほっとした気持ちがあったことだけは確かである。

阪本さんの優れた交渉力(?)の結果、奥香落山荘のお風呂に入らせてもらえることになり、『本当にここで終わりにしていいですね』という最終意向確認の後、全員一致でお風呂に向かう。

雨のお陰で思いがけない温泉に入ることができたので、雨も決して悪いものではなかったのかもしれない。少なくとも中途半端な雨よりかは、中止に至るほどの大雨であったことに感謝するべきだろう。

入浴後、4:10pmのバスで名張駅へ。(約50分ぐらいのバスの旅)。お好み焼き屋で乾杯。女性2名が帰ってしまわれたが、残り全員で楽しいひと時を過ごして、大満足。

本番は、本当にちょうど一ヶ月後だ。今日のマラニックで走った区間は来月の同じ日(22日)に走ることになる。長谷寺のスタート時間も同じぐらいになるだろう。
すばらしいマラニックに参加させていただき、本当にどうもありがとうございました。

Yuriko Nagasaki